株式会社ラディア

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経営で収益を改善させるためのポイントとは

《4つの要因》


収益がなかなか上がらない、または悪化している企業も少なくありません。
すぐに改善しなければ経営を続けていくことが難しくなってきますが、どのように変えていくべきかわからないため、良くならないままの状態が続いているのでしょう。
何をしても効果が得られない場合は、収益を改善させるポイントを知り取り組み方を変えてみる必要があります。
ポイントの一つは、何をすべきなのか整理をすることです。
また、何をすべきなのかを整理する前に経営がうまくいかない要因を知っておく必要があります。
主な要因は4つです。
一つは、支払い利息、固定費の増加、変動比率の上昇、売上高の減少などが起きる経常利益の減少です。
二つ目は固定費の増加などの営業利益の減少、三つ目は販売数や販売単価が下がる売上高減少、最後に限界利益減少の4つが挙げられます。
ここでのポイントは、売上高が増えても利益が減ってしまうケースもあるということをしっかり理解することです。
事業拡大のために社員を増やしても売上高が増えたコスト分を賄えるだけの費用を確保できないことがあります。
これらを理解した上で収益を改善させるためにはどのような取り組みが必要になるのかを検討してください。

《特に変えなければならないこととは》


経営を良くしていくためには、特に固定費と変動費の削減、売上高の増加が重要になってきます。
固定費はそれぞれの企業で対策方法が異なりますが、変動費は仕入れ先を見直してより条件の良い取引先へ切り替えを検討したり、社内の不良在庫を一掃、歩留まりを向上させるなどマイナスとなる要因を取り除くと削減することが可能です。
固定費は変わらなくても変動費を1円でも削減できれば利益が1円増加するということであるため、コストダウンができるところがないか確認しましょう。
売上高を増加させるためには、営業力の強化が欠かせません。
営業マンのスキルがアップしなければ商売は成り立たないため、量と質どちらも分析をして教育、育成していく必要があります。
取り組めば必ず状況が良くなるとは言い切れませんが、まずは現状を把握してできるところから取り組んでいくことが大切です。