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人事にとっての本質的な問題とは

本質的な課題とは


人事担当者は様々な問題を抱えていますが、なかなか解決せずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
自社特有の課題ではなく、人事という役職の本質的な問題を把握することが解決するために必要なことだと言えます。
本質的な問題の一つはヒトです。
人事は採用や人材の育成、評価、異動などヒトが関係する役職であり、ヒトを扱うだけに他にはない難しさがあります。
特に、採用と育成に悩んでいる担当者が多い傾向にあります。
時間、お金、労力をかけて採用した人材がすぐに辞めてしまうことも少なくありません。
雇用した人材をどのように育てて、いかに戦力化するかが人事にとっての本質的な問題になります。
この問題を解決できれば、退職者が減って離職率が下がり、採用業務に追われることもなくなるでしょう。

よくある悩み


人材育成に時間をかけられないという担当者もいるのではないでしょうか。
採用だけでなく従業員の評価や異動など業務はにが広いため、育成を後回しにしてしまうケースも少なくありませんが、育てる環境が整っていなければ人材は育ちません。
そのため、後回しにせずしっかり育てる時間を作りましょう。
しかし、忙しい中で時間を作ったのに育成対象者のやる気がないということもあります。
やる気がない理由も様々ですが、現場の意見や悩みなどを聞いてから研修や教育内容を決めると良いかもしれません。
人事が効果のある内容だと思って計画した研修や指導が、現場では求めていないことである可能性があるからです。
現場にしかわからないこともあるため、しっかり現場の声を聞きましょう。
経営陣の要望もあるため、現場と板挟みになる立ち位置ですが、両方の意見を聞いて教育することが大切です。
また、戦力になる社員に育てることができても、すぐに辞めてしまう場合があります。
優秀な従業員から突然の退職の申し出があると、将来を期待していただけに残念ですが、本人にとっては突然の出来事ではないケースが多いです。
順調そうに見える人ほど様々な悩みや思いを抱えているものであるため、日頃からコミュニケーションをとって状況を把握しましょう。