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事業を円滑に行うPDCAサイクルで経営するには

PDCAサイクルとは


ビジネスにおいてよく使われる言葉の一つに、「PDCAサイクル」があります。
言葉を知っていても、意味をしっかり理解し正しく使わなければ、事業や経営が成功しません。
事業や経営を成功させるために、PDCAサイクルついて理解しておきましょう。
まず、PDCAサイクルはPlan、Do、Check、Actionの頭文字を取ったものです。
Planでは、目標を設定し、達成するために何をするべきか仮説をたてて、プランニングをします。
何をするのか、誰に対してなのか、なぜするのか、どのくらい行うのか、いつまでなのかなど、5W1Hをベースにより詳しく分解して考えていきましょう。
次に、Doですが、計画をもとに実行することを言います。
結果が明確になるように、時間を計測して数字をつけることが大切です。
次は計画通りに実行ができていたか検証する、Checkになります。
結果が良い、悪いかを判断しますが、Doの部分で数字をつけておいたことで、より検証の正確性が増すのです。
最後のActionは改善になります。
検証した結果、課題が見えてくるでしょう。
課題を改善する策を考えますが、この計画を継続するか、やめるか、改善して実行するかを判断する段階です。
ただ判断するのではなく、次のPDCAサイクルのPlanを意識して考えなければなりません。

PDCAサイクルが回らない理由


事業や経営を成功させるために、PDCAサイクルを回しているはずが、上手く回らないことがあります。
PDCAサイクルが回らない理由は、PlanとDoはあるけど、残りの2つがないことです。
結果を分析して適切な行動をとることが大切ですが、作戦を変更しただけになっている企業も少なくありません。
また、ベンチャー企業では改善を急ぎすぎてしまっていることもあります。
Checkに時間をかけずに、様々な変更をしてしまうためPlanが立てられないことがあるのです。
このようなサイクルを続けていくと、様々な要因が絡まってしまい分析が困難になります。
逆に、分析や計画に時間を費やしすぎてしまい実行せずに終わってしまうという企業も少なくありません。
Planだけが繰りかえされ、突き止めたときには市場やトレンドが変化しているでしょう。
事業を円滑に行うためには、PDCAサイクルをしっかり理解して、上手く回すことが重要です。