株式会社ラディア

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人事が行う採用計画の立て方とは

どのようなポイントを比較している?


闇雲に採用のプランを考えても成功はしません。
そのため、人事は採用計画の立て方を知った上で、取り組むことが大切です。
まず、求職者が会社を比較するポイントを知っておきましょう。
最も比較されやすいのは会社の知名度や給与の高さですが、最近では夢を持っている人が増えてきているため、ビジョンや働きやすさ、働きがいを重視する求職者が多い傾向にあります。
そのため、企業理念、経営者のビジョン、従業員に対する姿勢に共感した会社で働きたいと感じるようです。
このような比較ポイントを知った上で人事は採用計画を考えていきましょう。
また、既存の業務に対して補充するような形で雇用するのか、新規事業を立ち上げるための雇用なのかも明確にした上でプランを考えていく必要があります。

雇った後は育てることも大切


人材を雇用するのは会社にとっての投資です。
投資する以上、回収を目的としなければなりません。
採用が決まったら育成期間を設けて戦力となる人材に育て上げなければ回収できないでしょう。
即戦力となる人材を確保するための雇用活動を行うこともありますが、顧客サービスが低下することは避けなければなりません。
教育や指導期間は必ず作り、期間が終了しても常に育成を心がけることが大切です。
このように、プランを立ててもそもそも応募者が少ないという会社もあるのではないでしょうか。
応募者が不足する理由にはいくつか挙げられます。
例えば、何をする企業なのかわからない、お給料が少なすぎる、保険がない、応募条件が厳しい、応募の時期が悪いなどです。
これらは、調整して改善ができることであるため、応募者が増えるような工夫をしてください。
環境や条件のせいにしたいものですが、感情論や精神論に偏ったやり方を続けるとうまくいきません。
改善できる部分がないか見直してみてはいかがでしょうか。
このような採用計画の立て方がありますが、この通りに取り組んだからといって必ず成功するわけではありません。
あくまでもプランの立て方の流れを参考にしながら、社内の状況を人事が判断して取り組むことが大切です。