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人事が社長を支える幹部を決める際の見極め方とは

分身として業務をこなせる人


会社の社長は常にトップを走り続けなければなりませんが、経営者だけの力では経営がうまくいかないこともあるため、支える人材が必要です。
社長を支える幹部を決めなければならない人事は、自分が選んだ幹部によって経営に影響を与えることもあるため責任感が重く簡単に決断できないこともあるでしょう。
社長を支える幹部の見極め方を知り、参考にしてみてはいかがでしょうか。
見極め方のポイントは、社長の能力を引き出せるかどうかです。
一人の力では限界があるため、経営者の分身とも言える人材が求められますが、限界を超えてトップの能力を高めてくれる存在が必要になります。
能力を引き出し、高めることができれば力が何倍にも膨れ上がります。
また、トップの分身であるため、何を考えているのかを察知できる能力も求められます。
分身として経営者が携わることのできない日常業務をこなしていかなければなりません。
さらに、経営者が不在の時は代わって対処できる能力も必要です。
経営に対する考え方や経営者の性格を理解できる人でなければ、分身として業務をこなすことはできないでしょう。

同じ価値観であること


幹部は社長と同じ価値観で決断ができなければなりません。
そこで、トップに感情移入することができるかを人事は見極める必要があります。
感情移入するためには、平素のものの考え方や価値観を熟知していることが重要になり、これまでどのような人生を歩んできたかを知っていることが大切です。
人それぞれ持っている価値観は異なりますが、同じ価値観を持つためにはその人の人生を知ることが欠かせません。
また、経営の知識も求められます。
赤字が出てしまった時はどのような改善策を実施すると解決できるのかなど即座に答えて欲しいものです。
その場しのぎで答えるのではなく、論理的な根拠を持った改善策でなければなりません。
そのため、経営の知識や見解を持っているかどうかも確認してください。
このように見極め方のポイントがあります。
企業の成長のためにも人事は見極め方のポイントを知った上で判断してみてはいかがでしょうか。