株式会社ラディア

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強い人事にするために必要な施策とは

強い人事とは


企業にとっての人事とは、働き方のルールや処遇を決めて、適切な運用を維持し効果的に従業員などの人材を活用していくことです。
企業内でとても重要なポジションであるため、強い人事を育てることができれば企業としての最終目的である持続的成長や安定的収益体質を実現することもできます。
しかし、強い人事に育てるためにはどのようなことを意識するべきかわからない人も多いのではないでしょうか。
この方法を実践すると必ず成功するとは言い切れませんが、必要な施策はあります。
そもそも強い人事というのは、企業としての業績はもちろん、従業員の幸福度も上げることができる人のことです。
どちらか一つだけでは成長し続ける組織を作り出すことはできません。
そして、強くなるために必要な施策というのは経営と現場の間に入ってコミュニケーションを円滑に進めるというものです。
経営陣と現場で働く社員にはお互いにわからない部分、見えない部分があります。
その間に入り、経営陣の考えや思いをわかりやすく現場に伝え、逆に現場からの声を経営陣に伝えることができれば、お互いに理解を深めて信頼関係を築けるようになるのです。

間に入って意見を伝える


経営陣と現場の声を伝える役割がありますが、出た意見をそのまま言えばいいというわけではありません。
しっかりと本質を見抜いて伝えることが大切です。
本質を見抜かなければ、何が言いたいのかがわかりにくく、間違った認識をするかもしれません。
そうなると関係が悪くなる可能性があるため、本質を見抜いて伝えるということを意識してください。
経営視点では戦略、事業を理解することで、本質が見抜きやすくなり、トップの意見の意図を現場の従業員にわかりやすく伝えることができるはずです。
現場の声を聞くためには直接会話し、本音を言える関係を築く必要があります。
また、人事施策は経営課題を解決するための手段でもあるということを理解しておきましょう。
施策が先に来るのではなく、組織としての課題に対応し施策を組み立てていくことが大切です。
全ての施策は組織が抱えている課題に紐づけて考えてみてください。