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リソースマネジメントを活用した人事とは

リソースマネジメントとは


採用活動がうまくいっていない企業も多いのではないでしょうか。
採用活動は人事の役割ですが、頭を抱えている人事も少なくありません。
一人採用するだけでも莫大なコストがかかるため、無理に採用せず、人員を確保するといった方法に取り組み方をチャレンジするのも一つの手です。
採用せずに人員を確保するためにはリソースマネジメントを活用します。
リソースマネジメントとは、企業にとって大切な人材を可能な限り定量的に数値で把握することです。
例えば、社員が何人いるのか、どこでどのように働いているのかなどの把握です。
また、どこの部署に何人増えたのかなどの変化もチェックする必要があります。
さらに、増えた人数に対して、作っている商品数、提供しているサービス数なども確認してください。
細かく見ていくことで本当に人の配置は合っているのか、適材適所されているのかなど問題を発見しやすくなります。
これにより、普段、見えにくい人事の仕事を可視化することも可能です。
定量的に根拠が示せるため、戦略が有効かどうかや周囲を説得することにもつながります。

生産性の高い組織を作るために


リソースマネジメントにおいて定量的に数値で把握したら、実際に採用せずに人員を確保し生産性の高い組織を作り上げていかなければなりません。
そのためには、社員が納得して業務に取り組める環境を整える必要があります。
しっかりとした理由があり、理屈が通っていても指示をする人が嫌われていれば、指示を受けた側は言うことを聞かなかったり、やる気を失ってしまったりします。
人を動かすためには、良好な人間関係がと信頼関係が築き上げられている必要があるため、不信感を与えないように人事の仕事は可視化し、包み隠さず伝えて信頼関係を築いていくことが大切です。
採用は手段であるため、目的にしてしまうと失敗する可能性が高くなります。
取り組み方を間違えないように注意しましょう。
人材不足に悩んでいる企業はただ人手不足を解消するために人材を雇用するのではなく、リソースマネジメントを有効活用し、無駄なく効率的に業務が進めるように取り組んでみてください。