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経営者に必要なメンタル管理とは

精神的な管理も必要


経営者は従業員のメンタル管理もしなければなりませんが、業務の管理だけ行ってしまっている人が多いのではないでしょうか。
社内で働く社員の姿を把握していても、目に付くのは業績や行動など数字につながることのケースが多いです。
心の部分のフォローをしていなければ、業績がよかった人が突然退職してしまうということにもつながります。
会社を支えているのは人であるため、大切な社員が辞めてしまわないように心の部分までしっかりフォローしましょう。
また、経営者自身のメンタル管理も欠かせません。
なぜなら、経営者の不調は企業の損失や組織全体の不調につながるからです。
心が不調だと意思決定力、思考能力が低下して事業を行う上での適切な判断ができなくなります。
会社のトップは常にスピードを持って正しい判断をしていかなければなりませんが、意思決定能力や思考能力が低下していると従業員も不安になり、会社の成長が妨げられてしまうのです。
抱えている悩みを隠していても、機嫌の悪さが業績に反映してしまうことや、落ち込んでいる空気を社員が感じ取ります。
いい影響を与えることはないため、自身のメンタル管理も徹底して行うことが大切です。

脳機能を低下させないために


自己管理で大切なことは、睡眠をしっかり取ることです。
寝ないことで脳機能は低下し、身体や精神的に悪影響を及ぼします。
これは、従業員にも同じことが言えます。
業務に追われて睡眠時間を確保できないという人もいますが、生産効率を上げるためには睡眠が必要です。
また、感情や心情の変化を自身で知ることも大切です。
自分で調子が悪い原因を把握することができるなど、自己理解が深いと次のアクションを考えていくことができます。
逆に、感情を抑圧し溜め込む人は精神面での不調を起こしやすいです。
感情表現が少なく完璧主義の人ほど自分の感情を把握しません。
不調に気がついたときには、重症化し職場にいられない、出勤できてもパフォーマンスが上げられない状態になっているケースが多いです。
ネガティブな感情は見ないフリをしたいものですが、睡眠障害やうつ病などにつながるため、自分の感情にも意識を向けましょう。