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人事に必要な離職しない人材の選び方とは

定着しないのはなぜ


優秀な人材を採用しても、すぐに辞めてしまう会社もあるのではないでしょうか。
離職率の高さは人事を悩ませる原因にもなります。
なぜ、従業員が定着しないのでしょう。
人事が採用して長い時間をかけ教育したのに、一人前になったら退職してしまう人が多いと、いつまで経っても落ち着くことができません。
離職率を改善するためには、まず原因を探ることから始める必要があります。
なぜ退職する決断に至ったのか、心理的なプロセスを知るためにはアンケートを行うといいでしょう。
退職の意志を表示している社員に対して、不満点を指摘してもらうと、探ることができるはずです。
しかし、この時心理的なバイアスが生じないように配慮してください。
人事評価の影響を気にする社員が多いと、真の心理プロセスを知ることができません。
無記名式やツールを使って社外でもできるように工夫しましょう。

選び方のポイントとは


退職者が増える原因だけでなく、離職しない人材の選び方のポイントも知っておきましょう。
選び方のポイントの一つは、正義感が合うかどうかです。
正義感が違うと何が正しいと思うのか、ダメだと感じることの違いが出てきます。
一般常識よりも、もっと細かい部分で違いがあると、お互いに正義だと思って意見をぶつけ合うため、いつまで経っても何度話し合っても理解しあって解決することができないのです。
お互いに正義だけをぶつけ合うことがないように、採用時に正義感にズレがないか確認しなければなりません。
そのズレを確認する際に、インターンから新卒採用するのも方法の一つです。
ポテンシャルや能力が高い人だけをインターンで採用し、そこからさらに内定者を絞り込んでいきます。
採用する側が人材を知ることも大切ですが、採用する側のことも理解してもらわなければなりません。
表面的なことよりも、時間をかけて理解し合えるようにすることが大切です。
このように、すぐに辞めない人材を選ぶ際には相手のことを理解し、会社に合うかどうか判断する必要があります。
面接だけでは表面的に繕っていることもあるため、インターンから始めるなど内側を知る機会を作ってみてはいかがでしょうか。