M&Aは大企業が行うイメージを持っている経営者も多いのではないでしょうか。
会計や税金、法律など様々な知識がなければM&Aを行うことができないため、個人事業を行っている経営者はできないと思っている人も少なくありません。
しかし、近年では個人事業など小規模なM&A向けのサービスがあるため、それを利用する中小企業や個人間での契約が増えてきました。
M&Aを行うことで後継者不足の問題を解決できたり、新規事業へ参入ができる、既存事業の強化など様々なメリットを得られるようになります。
このようなメリットを受けたい経営者は個人事業、小規模向けのM&A案件の探し方を知った上で、行ってみてはいかがでしょうか。

案件の探し方にもいくつかありますが、一つは仲介業者を利用することです。
間に入ってサポートしてくれる業者もたくさん存在します。
双方が納得して行うことができるように、利害関係者が納得できるような助言を行ったり、法律や税務面などの知識を持ったアドバイザーがサポートするため、初めての人も相談から成約までスムーズに進めていけるのがメリットです。
しかし、双方が納得するように行うのではなく、どちらか一方について利益の最大化を考えるアドバイザリー方式を採用しているところもあるため、確認した上で利用する必要があります。
マッチングサイトを活用するのも効果的な探し方です。
サイト運営者は交渉や手続きなどに介入しないため、安価な手数料で相手と直接交渉ができるのがメリットです。
しかし、自分で全て行わなければならないため、法律や税務面の知識がない人は利用しにくいかもしれません。
事業引き継ぎ支援センターを活用するという方法もあります。
各都道府県に設立されており、無料で相談することができるのが特徴です。
また、契約書の作成や手続きなどのサポートが受けられるケースがあります。
このように、いくつかの案件の探し方がありますが、法人とは異なる手続きが必要になるなど気をつけなければならないこともあります。
しっかりと把握した上で行ってみてはいかがでしょうか。