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オープンデータを活用した経営方法とは
一般向けに公開されているオープンデータとは

              
              インターネットの普及により、データを取得して事業に活用している企業も多いでしょう。
              しかし、自社だけのデータ収集だけでは限りがあります。
              新事業やサービスの提供に今以上のデータ収集が必要になることもあるのではないでしょうか。
              近年、注目を集めているのがオープンデータです。
              名前の通り、一般向けに公開されているデータのことで、国や地方公共団体、企業が所有しているものを国民誰もがネットなどを通じて無償で利用することができます。
              このオープンデータをうまく活用できれば、経営に良い影響を与えることができます。
              活用方法は様々ですが、実際に事業やサービスの提供に活用された事例があります。
              1つは、農業経営です。
              これまで、作業に関する記録は全て手書きで行われていたケースが少なくありませんが、これには時間と手間、労力がかかるだけでなく、記録ミスや汚れてしまうリスクもありました。
              そこで活用されたのが、スマホやパソコンを使って記録ができるクラウド型の支援システムです。
              このシステムに使用されたオープンデータは農林水産省費安全センターのデータベースです。
              農業に特化したシステムが開発されており、これを活用することで正確で簡単に記録ができるようになりました。
              膨大に時間がかかっていた肥料や農薬に関するデータ参照も可能になり、農業経営に大きな改革を生み出したのです。
              
           
            
アプリ開発にも活用されている

              
              農業経営だけでなく、感染状況をリアルタイムで確認ができるアプリにも活用された事例があります。
              これまで感染状況の公開は発生から1週間ほどかかっていました。
              医療機関や保健所の公開はリアルタイムで行うことができましたが、視覚化できていなかったのがデメリットです。
              そこで開発されたのが、感染症流行警告アプリです。
              厚生労働省による調査データと利用者が感染したときに症状などを投票することで、アプリ利用者が地図上で感染状況をリアルタイムで確認できるようになりました。
              他にも様々な活用方法がありますが、オープンデータを自社が所有しているデータと組み合わせると新しいサービスを提供することも可能になるでしょう。
              足りない情報はオープンデータで補いながら組み合わせてみてください。
              
  
            


