株式会社ラディア

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人事がシニア採用を活用する際のポイントについて

一般化しつつある高齢者の雇用

一般化しつつある高齢者の雇用


シニア採用に目をつけている人事も多いのではないでしょうか。
少子高齢化、労働人口の減少が進む中で高齢者の雇用も一般化してきています。
新卒採用など若い層はパワフルで社内に新しい風をもたらす存在として欠かせませんが、経験豊富で優秀なシニア層の力も活かすことができれば、企業の成長に大きな影響をもたらします。
シニア採用を取り入れてこなかった人事も、新卒や中途採用だけでなく高齢者まで採用範囲を広げてみてください。
しかし、どのような人を雇用すると企業に良い影響を与えるのかわからない人事もいるでしょう。
シニア採用のポイントは、実務能力を見極めることです。
これまでの経験をヒアリングし、掘り下げて判断していきます。
実績だけでなく、その成果に対して社内からの評価はどうだったのかなどをヒアリングしましょう。
応募者の多くはこれまで行ってきた作業について話すことが多いですが、その作業からどのような経験をしてきたのかがポイントになります。

聞く力と組織適応力

聞く力と組織適応力

聞く力があるかどうかも欠かせないチェックポイントです。
成績、実績のあると優秀な人だという印象が強いですが、中には自己主張は得意でも人の話を聞いて柔軟に対応していくことができない人もいます。
自己主張ができるのは悪いことではありません。
しかし、社内のやり方に対応できなかったり、他の従業員との摩擦が懸念されるため、注意が必要です。
人事の聞きたい内容をしっかり汲み取り、それに対して的確に答えられるのかを面接時にチェックしてください。
組織適応力の見極めも行いましょう。
以前の職場で人間関係に困ったことがあるかという質問に対して、困ったことがないと答える場合は要注意です。
逆に、退職理由が人間関係であっても、前向きに答える場合は問題ありません。
これまでの経験をしないために、新しい環境では配慮してやっていきたいなどとポジティブな思考があるかを見ていくと判断しやすいでしょう。
このように、シニア採用を行う上でのポイントがあります。
企業が求めている人材を雇用するために、意識してみてはいかがでしょうか。