株式会社ラディア

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強い影響力を持つ企業が行うパーパス重視の経営とは

社会とのつながりを考えた経営

社会とのつながりを考えた経営


企業に影響力を持たせたいと思っている経営者もいるのではないでしょうか。
小さい会社でも強い影響力があれば、売上に良い効果をもたらします。
影響力を持つための取り組み方は様々ありますが、最近注目を集めているのはパーパスです。
アメリカのトップ企業がパーパス重視の経営を取り入れている中、日本においてもパーパスを重視するところが増えてきました。
パーパスとは何か、なぜ強い影響力を持つ企業が重視して経営を行っているのかを知り、自社でも取り入れてみてください。
まずは、言葉の意味を知っておきましょう。
パーパスとは目的や意図を意味する言葉であり、何のために存在するのか、また、なぜ事業を展開するのかなど社会とのつながりを強く意識した存在意義を示し、指針や経営の根本に関わることであるため、一度決めたら変わらないものです。
しかし、明確な定義があるわけではないため、会社によっては捉え方が異なります。

変化の激しい環境を生き抜いていくため

変化の激しい環境を生き抜いていくため

パーパス重視の経営が日本にも必要な理由は、変化の激しいビジネスを取り巻く環境を生き抜いていくためです。
社会との強いつながりを意識した会社の存在意義を示すことで世の中の理解や共感を得ることができれば、人々、組織から幅広く支持を得ることができ、イメージアップや業績に良い影響を与えるなど強い影響力へと変わっていきます。
また、価値観の変化も理由の一つです。
最近では物欲や所有欲が低い人が増えてきましたが、その一方で自分の存在意義や社会との関わり方など意味を求める傾向にあります。
就職活動をする上でも販売商品や提供サービスだけでなく、社会への貢献についても考えながら就職先を決める人が増えています。
求職者や消費者から選ばれる会社になるためには、こういった層から共感を得なければならないため、社会とのつながりを強く意識したパーパス経営が求められるのです。
リスクが低い企業とも判断されるようになり、企業価値が上がれば投資家からの評価が高まって資金調達もしやすくなります。
このように、パーパス重視の経営は様々なメリットがあります。
生き抜いていくためにもう一度、存在意義を考えてみてはいかがでしょうか。