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人事が採用ピッチ資料を作成するメリットとは

ネガティブな情報までオープンにする採用ピッチ資料

ネガティブな情報までオープンにする採用ピッチ資料


採用ピッチ資料は求職者に対する会社説明資料の一つです。
自社の魅力などをプレゼンするための資料であり、面談などで用いられるケースがあります。
企業説明会で用いられる会社説明資料との違いは、採用ピッチ資料は誰でも見ることができる点です。
自社の魅力だけでなく、企業が抱えている課題などネガティブな部分までオープンにするのが大きな特徴です。
あまりネガティブな情報は公開したくないと思うかもしれませんが、求職者はリアルな情報を求めています。
包み隠さずオープンにすることで、誠実な印象を与え応募数の増加につながります。
また、効率よく面談が進み、お互いの理解が深まるといったメリットもあります。
一般的な採用面接、会社説明会では質疑応答の時間があまり取れないことが多く、深い質問ができなかったり自社の魅力を知ってもらうのには不十分です。
採用ピッチ資料を活用すると、事前に情報を知ってもらった状態で面談をすることができるため、ミスマッチも防げます。
また、採用ピッチ資料を元に説明すると担当人事によって言っていることが違うなどのブレも防ぐことが可能です。

求職者が知りたい情報をわかりやすく記載

求職者が知りたい情報をわかりやすく記載

採用ピッチ資料の活用には様々なメリットがありますが、どのように作成すると効果的なのかわからない人事もいるのではないでしょうか。
いくつかのポイントがあります。
まずは、資料を作成するメンバーを選定しましょう。
できるだけ具体的な情報を記載した採用ピッチ資料を作るために、エンゲージメントの高いメンバーをバランスよく選んでください。
経営陣から現場社員など様々な職種から選び、リアルな情報を集めるのがポイントです。
6〜10人ほどのメンバーを集めたら、魅力や課題を洗い出していきます。
あらゆる視点から意見を出すために、グループでブレストしてみてください。
記載内容を考える上でのポイントは、求職者が知りたい情報は何か、を考えることです。
よくある求職者からの質問や、聞きにくいことを予め記載しておくと面談もスムーズに進みます。
また、求職者がイメージしやすい資料を作成することができれば、得られるメリットも大きいです。
これらのポイントを意識しながら担当人事は作成してみてはいかがでしょうか。