株式会社ラディア

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経営における残業の悩みについて

経営における残業問題


会社を経営すると、特に中小企業となると、社員の残業が問題になってきます。
少人数の会社だと、少ない人数で仕事をする必要があるため、残業が多くなりがちです。
しかし、経営者と社員両方の立場で考えると、残業は増やすべきでないという会社側の考えと、サービス残業になってしまうという社員の考え、両方の悩みが出てきます。
経営者としては、できるだけ定時までに仕事を終わらせてほしいと願うものでしょう。
そのような悩みを解決するには、経営者側のトップの取り組みが必要です。
社員にできるだけ定時に帰ってほしいと伝えても、社員一人一人の能力もあり、また仕事中の効率を考えると、ある程度の休憩は必要でしょう。
まず、定時以降の仕事を減らしても、会社の業績や売り上げに繋がっていくという成功体験をさせるようにします。
これには、仕事での無駄をなくしていく取り組みが必要となり、経営者も社員も同じ方向を向いて仕事をしていかないとなりません。
残業を減らしながら仕事の効率が上がれば、自然と残業も減り、経営者の悩みも少なくなっていくでしょう。

社員を信頼する


効率を上げて残業を減らす取り組みは、残業を減らすには必要なことかもしれませんが、中々うまくいかないこともあるでしょう。
どうしても上からの命令のような形になることが多いため、社員がこの取り組みを素直に受け入れないこともあります。
経営者の悩みを解決するには、社員のことを信頼してあげる必要があるのです。
まず、社員に対し、サービス残業の悩みがあることを理解し、それに伴う余分な給料が発生する悩みがあるということを経営者から伝えましょう。
その上で、社員を信頼し、定時以降の仕事は社員の判断に任せるのです。
社員として会社から信頼されていると実感すると、やはり仕事に対する考え方や取り組みも変わってきます。
変化すると、自然と仕事の効率も上がり、残業も少なくなっていくでしょう。