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経営におけるハラスメントについて

ハラスメントの種類とは


会社経営をしていく上で、社員を雇うことになりますが、社員には長く働いていてほしいものです。
しかし昨今、ハラスメントが問題になり表面化してきており、その悩みに経営者は気がつかないことも多いです。
有名なハラスメントというとパワハラと呼ばれるパワーハラスメントですが、上司など地位の高い人物による、精神的または肉体的苦痛を与える行為があります。
その他にも種類があり、性的な苦痛を与えるセクシャルハラスメントや、出産し育児を行う人に対する苦痛を与えるマタニティハラスメント、そして教育段階に精神的または肉体的苦痛を与えるアカデミックハラスメントがあるのです。
あまり社員の変化や表情などが見えにくいため、気が付かないケースも多くあります。
相手に与えるこのような苦痛は、社員を採用してもモチベーションを下げる行為となり、場合によっては裁判に発展する恐れもあるでしょう。
また、周囲のモチベーションを下げる原因ともなります。

ハラスメントの内容を知る大切さ


経営者として、ハラスメントの対策は必要ないと考える人もいますが、社員として対策をする必要があると考える人も多く、その悩みに対し経営者の意識を変化させないとなりません。
実際にセクハラは、3人に1人が受けたことがあるというデータもあり、パワハラも職場では起こりやすいです。
経営者が問題ないだろうと考えていることでも、社員の悩みとなり、セクハラになる事例もあります。
例えば、女性社員の肩に手を置く、食事などに誘うようなことも、相手が嫌がればセクハラと受け取られるでしょう。
経営者として、ハラスメントに繋がる発言はしていないか、また行動はしていないか、さらには、ハラスメントがあっても言い出せない雰囲気でないか、職場の変化や状況に注意する必要があります。
特にセクハラの場合、被害者が止めてくださいなどといっても、無視する、さらに嫌がらせするケースもあるため、気をつけましょう。
社員にも、セミナーを開く、業務上で何か問題行為はないかなど、意識を変化させ、具体的な悩みになることを認識させて、セクハラ対策をしていくことが大切です。