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経営者に必要な人材育成候補者の選び方とは

将来の経営者となる候補者を検討する


将来を担う経営者として、誰を育成するか候補者を検討するときは、幅広い視点から選ばなければなりません。
会社への愛社精神はもちろんのこと、周囲との協調性、リーダーシップ、今後の成長の期待など、単純に在籍年数や身近に存在する人材だからといって選ぶ方法はおすすめできません。
候補者の対象は、まずどのような人材を会社が必要としているかということを選定することからはじめます。
大企業で責任がある立場でベンチャー企業のような冒険心が強い、若手を直近の経営者候補としてあげることもありませんし、会社の社風や現場への思いいれが強すぎる人材を登用することも懸念事項です。
候補者を選定する基準は、将来の人材を早い段階から育成し、事業を任せられる人材を見極めることにかかっています。
人事担当者も管理職となっている中堅社員の中から将来の役員の選定を希望するなら、候補者選びを早い段階から進めておくとよいでしょう。
もし、基準選びで迷っているのでしたら、専門のノウハウがあるプロの経営コンサルタントに相談してみることをおすすめします。

経営者の資質を多方面から考える


経営者の資質は、現場での労働者の感覚とは違う一面があります。
現場では結果を出していたとしても、会社全体のことを考え、総合的に判断する冷静な分析力や、反対意見があったとしても決断しなければならないリーダーシップが求められます。
これらの条件を総合的に判断し、本当にふさわしい人材を経営者として選ぶことになります。
実際に経営者の候補を選ぶときには、会社ごとの実情を踏まえ、必要とされる人材を考えてリストを作成するのがよいでしょう。
人事担当者の中で、人材選定の基準が定まっていない、候補者を絞りきれないなどの問題があれば、経営コンサルタントに相談してみるのがよいでしょう。
将来の会社に必要とされる人材を実情を踏まえて、適切にアドバイスを受けられます。