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キャリア形成や人事方針を検討する上で必要な人材のタイプとは

人材のタイプは大きく4つ


キャリア形成や人事方針を検討するときに人材のタイプを起点にするのはひとつの方法です。
人材のタイプはスペシャリスト、ジェネラリスト、T型、π型やブラシ形の大きく4つに分けられます。
スペシャリストは特定の分野や領域に特化してスキルを専門化していくことです。
ジェネラリストはさまざまな業務を幅広く経験してスキルを身につけていくことです。
企業全体のマネジメントをしていくための経験とスキルを身につけられるのが特徴となります。
T型は幅広いビジネス全般における経験と知識を有してひとつの専門性を有していることです。
完全なるスペシャリストよりも有用性が高く、他部門の理解促進にも期待ができます。
π型やブラシ形は専門性が多数あることを指します。
新しい環境に身を置くのを好む人材に適しているでしょう。

どのタイプの獲得や育成が必要であるか


キャリア形成や人事方針を検討するときに、どのタイプの人材を獲得して育成していくべきかを考えるのは重要です。
それぞれの人材が自分らしいキャリアを描いていこうと思う理由にもなります。
仕事を通じて実現したいことを見出していき、そして将来の姿を描くことで日々の仕事に自律的に取り組める理由になるでしょう。
今現在どのタイプの人材が必要であるかはもちろん、先々にどういったタイプの人材が必要であるかも考えないといけません。
企業全体の活性化や生産性向上にプラスとなる人材を獲得して育成していくためには、根本となる考え方に軸がないといけないものです。
継続的に高い効果を生み出すために適材適所を行って能力やスキルを向上させていけるかは人事部の判断によるところです。
明確な理由なく人材を獲得しても、あとになって求めているタイプではなかったという場合も少なくありません。
人材の流出にもつながりかねないため、明確な方向性を人事部で決めるのが望ましいです。