経営者は頭の中でアイデアを考えるだけでなく、実践しなければなりません。
そのため、発想力や決断力以外にも行動力を身につける必要があるのです。
求められていることはわかっていても、身につけられない人もいるのではないでしょうか。
性格的に無理だと決めつけている人もいますが、実践できる人は自分を変えようと努力しています。
自分を変えることができない人は、いつまでたっても状況は変わらないでしょう。
そもそも、行動力は人間性や勇気の有無で決まるものではありません。
人間性を言い訳にしたり自分には勇気がないからといって実行できないのであれば、これらの条件が揃ってない人は生まれたときから経営者に向いていないということになります。
だからこそ、実行力のある人になろうと努力するのです。
そのため、行動力を身につける方法は自分の性格を言い訳にするのではなく、意識的に変えていく必要があります。

簡単に意識を変えることができればいいですが、そうもいきません。
意思とは関係なく、これまで生きてきた中で築き上げられてきたものだからです。
その状態でビジネスに持ち込むとさらに難しくなり、成功する確率も下がります。
まずは、知識をつける必要があります。
知識をつけることで実行に移せるようになったり、決断できるようになるのです。
逆に知識がなければストップします。
例えば、左右の分かれ道があったとき、右に行くと崖、左に行くと家があるということをわかっていたとします。
当然、この状況であれば左にある道を選んで進むでしょう。
しかし、どちらに行けば何があるかわからないとき、進むことはできません。
つまり、知らないということが行動をストップさせてしまうのです。
ビジネスにおいても勉強不足のため、自分で決められない、実践できないという話だけです。
知っているということが決断をさせて実行させるため、まずは知識をつけることから始めてみてはいかがでしょうか。
ビジネスを成功している経営者ほどしっかりと学んでいるということを知っておかなければなりません。