株式会社ラディア

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人事担当者が抱える5つの課題とは

5つの課題


人事担当者は5つの課題を抱えていると言われています。
課題を解決するためには、今、直面していることをしっかり整理することが大切です。
うまくいかないと悩んでいる担当者は、5つの課題について知り、どんな問題に直面しているのか、状況を整理して解決していきましょう。
1つ目は、人材不足です。
日本は少子高齢化、労働人口の現象という問題を抱えています。
2028年には、2018年よりも生産年齢人口が約546万人以上少なくなるとされており、更に労働力が失われていくことが予想されています。
また、ベテラン社員と若手の間に入る中間世代が少なく、採用した若者の育成がうまくいかない企業も少なくありません。
このような組織上の問題を解消しなければならないのです。
では、どのような取り組みをすれば良いのでしょうか。
一つは、魅力的な職場、働く意味を見出せる環境を作ることです。
人事が中心となって職場づくりを進めていきましょう。

状況を整理しよう


2つ目は人材育成です。
優秀な社員を獲得することが難しいため、社内で育てていかなければなりませんが、簡単なことではありません。
しかし、採用時からどんな能力を持った人が必要なのか、どのようなパフォーマンスを発揮させたいのかが明確でなければ育成プランが立てられないため、採用判断の基準も適切に設定していく必要があります。
3つ目は、離職です。
莫大なコストをかけて雇用、教育をしてきたものの、途中で離職されると会社にとって大きな損失となります。
離職する理由は給与や業務、ポジション、将来、人間関係など様々な不満が挙げられるため、社員が抱いている不満を解消するための取り組みをしていくことが大切です。
4つ目は才能やスキルの把握です。
把握できていないと組織を強くしていくための教育が適切に行えません。
積極的にコミュニケーションをとって、性格や趣味、特技、これまでの経験してきたことなどを把握していきましょう。
5つ目は人事担当者そのものの不足です。
人事が果たすべき役割は今後も重要になっていくため、限られた人数でどのように業務をこなしていくかがポイントになります。
全てを一気に解決することは難しいかもしれませんが、問題を整理して解決するための取り組みをしていくことが大切です。