株式会社ラディア

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日本でも広まりつつある新しい人事の役割とは

3つの役割


日本でも広まりつつある人事の新しい役割があります。
それはHRBPです。
これはHRビジネスパートナーの略称で、戦略人事の役割を果たします。
これまでの業務の目標を達成するための運営や、推進などオペレーションに強みを持つ人事と比べて、事業部長と同じレベルで課題や損益を理解した上で組織などの戦略を立案し、実施していきます。
実際に導入している企業もあり、組織体制を一新させました。
また、HRBPは3つの役割があります。
一つは、経営における課題、事業戦略を理解した上で、それを解決するための組織計画を立てることです。
どのようなリーダーがどういう組織を作っていくのか、これを設計していかなければなりません。
それが設計できたら、変革を促していくのが二つ目です。
そして、従業員の声を経営に届けていくのが三つ目となります。
このような役回りを把握した上で、上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。

HRBPは重要な存在


企業は人が成長させていきます。
売上を伸ばしたり利益をつくっていくのは全て人であるため、リーダーとなる人材を育成したり経営と従業員との間の距離を縮める取り組みをしていくことが重要です。
時代が変化すると、それに伴って形も変わっていくでしょう。
企業それぞれ目指しているものや特徴が異なりますが、社員一人一人の個性を混ぜてコミュニティを作ることが最終目標ではなく、多様性を活かして、時代の変化に対応していける会社にしなければなりません。
そこでポイントになるのがインクルージョンです。
インクルージョンは、それぞれがありのままの状態で最大限のパフォーマンスを発揮し、同じ目標に向かっていける環境を作りあげていくということで、リーダーの弱みが見せられる場所をつくっていかなければなりません。
部下を抱えて引っ張っていかなければならないポジションですが、激しい時代の変化の中で勝ち続けていくのは困難です。
そのため、弱みを見せながら信頼関係を築いていけるような人材が求められます。
HRBPはリーダーのパートナーとなるため、とても重要な存在になるはずです。