株式会社ラディア

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売上げが伸びないときの経営対策とは

事業の継続に必要なこと


事業を継続的に運営していくためには、売り上げを上げていかなければなりません。
しかし、計画通りに伸びていかず、悩んでいる経営者も多いのではないでしょうか。
売り上げが停滞したり減少すると利益も出なくなり、事業を続けていくために必要な資金が底をつくかもしれません。
一度、経営が悪化すると立て直しが難しいため、早い段階で対策する必要があります。
新規顧客を増やす、新商品を開発するなど言葉にするのは簡単ですが、実際にどのような対策をするべきかわからないこともあるでしょう。
まずは、売上データを分析してください。
客数や客単価、購入頻度などの数値を見て、どこが伸び悩んでいるのかを探します。
課題を抱えている箇所がわかれば、それに対しての改善策を施していきます。

データから探ろう


売上データを見る際は、今までと変わったところに目をつけるのがポイントです。
たとえば、リピーター率が減少、購入頻度が下がったであれば、営業担当者や販売員、時間、商品に原因がないか探ってみたり、同業他社やリピーターがこなくなった理由を調査してください。
新規顧客数が減ったのであれば、通行量を見てみます。
通行量が減ったときは広範囲からアプローチが必要です。
通行量に変動がないときは看板やチラシ、HPなどの見直しが必要かもしれません。
客単価が低下した場合は、平均単価が落ちているのか、もしくは個数が減っているのか、安いものばかり売れているのか、代用品が他で販売されているのかを調べて商品やサービスの品揃えを考え直してみてください。
また、売上だけでなく利益を上げる取り組みも重要です。
いくら売り上げがあっても、利益率が悪ければ経営は続きません。
無駄にコストがかかっている部分はないでしょうか。
売り上げを伸ばすことが難しくても、コスト削減は意外と簡単にできるものです。
利益率を改善するためにコストカットや採算の合わない事業から撤退、人員の配置変更などをするのも一つの方法でしょう。
他にも対策の仕方は様々ですが、まずはどこに原因があるのかから探ってみてはいかがでしょうか。
問題点がわかれば改善策も見つけていけるはずです。