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人事担当者がよくやりがちな間違いとは

《喋りすぎ、上から目線には要注意》


人事には様々な役割がありますが、なかなか成果が出ないと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
特に、採用業務で悩んでいる人が多いです。
成果が出ない場合は、間違ったやり方を行っている可能性があります。
人事担当者がよくやりがちな間違いを知り、取り組み方を見直してみてください。
よくやりがちな間違いの一つは、採用面接で喋りすぎてしまうことです。
面接時に担当者から説教されたという就活生が多く、自分より上の世代から若手への説教はどの職場でもあることですが、入社していない応募者に対しての上から目線の説教は間違っています。
なぜなら、まだ上下関係が定まっていないからです。
担当者から見ると就活生は年齢的にも下で社会経験がなく、何も社会のことをわかっていないと感じることがあるかもしれませんが、就活生は人生の訓示を受けるために応募したわけではありません。
喋りすぎてしまうと悪い印象を与えるだけでなく、応募者の資質、能力などをしっかりと見抜くことができないため、聞き役に回ることが大切です。

《社員のスキルアップも大切》


社員の育成、教育を後回しにすることも、ありがちな間違いとして挙げられます。
人事は新卒採用が終われば中途面接が始まり、入社までの準備など、採用に関する業務があるため、社員の育成や教育に時間をとるのが困難です。
企業が求める優秀な人材をたくさん獲得することは大切ですが、忙しいからといって従業員の育成、教育を後回しにしてはいけません。
就活生、転職希望者を雇用することができても、内部体制が整っていないと離職率が上がる可能性があります。
新規採用者にはどんな仕事をするべきなのかを教えることや、現在働いている従業員に対しては知識や技術を高めるための取り組みが必要です。
効果的な育成、教育ができると、一人一人がスキルアップして最大限のパフォーマンスを発揮し、会社全体にいい影響を与えることができます。
また、業務がうまくいっていると仕事を疎かにしてしまう人もいますが、順調にいっているときこそ、従業員の声を聞いて教育などに力を入れることが大切です。
間違った認識、取り組みをしている人は、大きな失敗につながる前に見直してみてはいかがでしょうか。